はこべえは小学生と保育園児の子供が3人います。
夫も私もフルタイムで働く普通のサラリーマンです。
ちなみに、社内結婚ではありません。
勤続15年ほどになります。
はこべえはずっと同じチームに所属していました。
日々の残業2、3時間は当たり前。
子供が生まれて、残業時間は減ったものの、それでも週2ペースで残業しながら職務を全うしていました。
事業所の中でも、最も忙しい部署だという自覚はあります。
しかし、内向的(笑)なため、子供を抱えながら、転職や別の場所に移って、一から仕事を覚える方が大変だと思っていたのです。
わざわざ自ら手を挙げて、環境を変えるリスクを恐れていました。
ですが、サラリーマンなので、会社の命令には従わなければなりません。
昨今の女性活躍うんたらのせいか、慣れ親しんだ職場を離れ、管理職になってしまいました。
事業所移転と命じられれば、2時間かけて通っています。
そんなわけで、はこべえは自ら望んだわけではありませんが、流されるがまま課長になり、通勤時間が往復4時間になってしまいました。
それもこれも、サラリーマンだから仕方ないと思っていました。
でも、周りを見るときちんと選べている人がたくさんいるんです。
2人目産んだ後、今の職場は遠いので、近い本社にしてくださいと言って、異動した先輩。
今回の事業所移転もとても通えないと言って、エリア社員を選択した先輩。
私は何で選べなかったのかなあと、時々自問自答し、夫にも質問します。
夫曰く「1人目を産んだ時には、すぐにフルタイムに戻って、今までと同じように働きたい」と言っていたとのこと。
うーん。そうだったかなあ?
言われてみれば、その頃のチームは忙しくて、周りに迷惑かけたくない一心だったなあと。
そんな気持ちで、2人目も3人目もフルタイムで復帰したなあと。
ということは、その頃のチームにいなければ、そんな気持ちにもならなかったのかなあと。
自分がいなくても何とかなるでしょと思える仕事なら、そこまでの使命感を持って復帰しなかったかな?
結局個人の考え方次第なんですよね。
流されてこうなったと思っていますが、実は退路は自分で断っているんです。
となると、取捨選択できないわけではなく、長い目でそういう道を選んできたのかもしれません。
自分の働き方は決して褒められたものではありません。
その場その場で刹那的に選択してきたので。
でも、一つ言えることはあります。
「自分で選んだ道に後悔なし」
後悔しないように選ぶのではありません。
選んだ道を後悔しないように進むのみなんです。
でも、仕事でとっても疲れてしまう時もあります。
その時は家族が癒しになるように、やはり、ワークライフバランスは日頃からうまくとることが大事ですね。